今回は社屋の外壁塗装と防水工事のご依頼をいただきましたので、
各工程写真とともにご紹介いたします

早速、事前調査の様子からご紹介してまいります

建物の状態を調べる一つの方法として打診調査というものがあります。
専用のハンマーで壁を叩いたときに出る音の違いから、
補修が必要な箇所を確認していきます

打診調査で劣化が確認された部分にはマーキングをしておき、
こうして一箇所ずつ補修をしていきます
いくつもの工程を重ねて行われるため手間がかかりますが、
とても大事な作業のひとつです

次にタイル部分の補修です
下地補修に加え劣化したタイルも張替えを行い、
目地（タイルとタイルの隙間）を綺麗に埋めて仕上げます

塗装前には汚れを落とすため高圧洗浄をかけるのですが、
落ちにくい部分は職人さんの「手洗い」で行われます

全体の補修が終わったらいよいよ塗装に入ります
サビなどがある状態で塗装してもすぐに剝がれてしまうため、
一箇所ずつケレンという作業を行ってから塗料を塗ります

ケレンとは？
塗装前の下地処理のことで、機械ややすりを使用して
乾いて膜状になった表面の塗料（塗膜）やサビを落とす作業を指します

こういった細かな部分も錆止めを塗ってから丁寧に塗装していきます

足場をかけて屋根部分の塗装も行いました
安全に配慮しつつ手早く綺麗に塗っていく作業はプロの技です

こちらは外壁面の塗装です
塗装は下塗り・中塗り・上塗りの三段階で行われます。

ベースにプライマーという凸凹を補修し接着剤の役割をする材料を塗り、
その上に二回塗料を重ねることでムラのない仕上がりになります

次に屋上の防水工事です

笠木（壁面上部の金物）を一度外してひび割れ部分を補修しました
こうして金物の下に隠れている部分までしっかりと防水処理を施します

今回は設備交換も行い古くなっていた照明も新しいものに交換したため、
全体的により明るく感じられるようになったかと思います

駐車場のラインやポールも綺麗に塗り直して工事完了です

今回は実際にはどのように工事が進んでいくのか
作業中の写真も交えてご紹介していきました

「建物のメンテナンスに悩んでいる」「工事について相談したい」など、
お困りのことがございましたらお問合せより是非お気軽にご相談ください。
お待ちしております