オーナーインタビュー~昔も今もサブリース管理で安心、入居者さまとよい関係を続ける賃貸併用マンションでの暮らし

投稿時間 : 2025年06月30日 11:00

池袋まで徒歩15分という利便性を持ちながらも、繁華街の喧騒から一線を画した閑静な住宅街にお住まいのA様ご夫妻。近隣は随所に歴史を感じる趣のある土地柄です。

お住まいは、今から36年前にA様が先代のお父様とともに建てられた賃貸併用マンション。そのうち2つのフロアをご自宅として利用されています。建築時から現在までアミックスが管理をさせていただいています。

最寄り駅から徒歩2分という抜群の立地に加え、手入れの行き届いた綺麗な建物で、今も人気の高いマンションです。

A様のご自宅にてご夫妻にお話をお伺いしましたので、ご紹介します。担当はソリューション事業部の伊達です。(写真:ご夫妻と伊達/左)

傾斜を利用した4フロアの3階建てマンション

―― (インタビュアー) こちらのマンションはちょっと変わった作りですね。ご自宅と入居者さまの入口が違う場所にあるのですね。これは4階建てですか?

A様:いや、4フロアありますけれど、傾斜になっているのでね、建物としては3階建てです。一番下から数えれば最上階が4階みたいな形になっているのですけど。自宅が2フロアで上の2フロアが賃貸です。

―― 立派なRC造マンションですよね。

A様:ここには昭和26(1951)年から住んでいて、そのときは木造でした。建替え時期になる頃には、この辺一帯が防火地域になって、簡単に木造の建物を建てることができなくなったんですよ。

―― それでRC造に。

A様:でもそうすると、建築費がぜんぜん違うわけです。父も私もサラリーマンでしたから、維持していくにはどうしたらいいかと。賃貸併用にすれば、家賃収入でローンも返せると考えたわけです。最初に自分で図面を書いて、それから建築士さんにきちんと設計をしてもらって。

―― この広さでRC造となると、建築費も高かったでしょうね。

A様:高かったですよ。ちょうどバブル期でしたし「こんなにかかるの?」って感じでしたよ。しかも、最初の見積もりに比べて最終の見積もりは3割くらい高くなっていた。

伊達:3割アップだと、そうとう違いますね。

―― 建築期間はどれくらいでしたか?

奥様:両親と子どもと近くに仮住まいをしていたのですけれどね、1年くらいかかったのかな。

―― 建築後はすぐにアミックスさんが管理されていますよね。アミックスさんと知り合ったきっかけは?

A様:父が目白の金融機関で色々相談したらしいのですが、そこで地元の不動産屋さんを紹介され、当時その不動産屋さんでは管理業を行ってなかったため、アミックスさんを紹介いただきました。以来36年、全く浮気はしてないですよ(笑)

―― 管理はサブリース契約ですよね。

A様:賃貸併用を建てようと決めたときは、管理をどうするか考えていなかった。でも、父も高齢で、私は働いていましたから、自分たちで管理をするっていうのは難しいわけです。ですから、もう最初からサブリース管理でお願いしようと。

―― 当時はまだサブリースがあまり知られていない時代だったと思いますが。

A様:私の勤めていた会社は不動産事業もはじめていたんですよ。私も当時管理部門に移っていたので、サブリースについてはよく知っていましたね。

―― アミックスと知り合って、「サブリースなら安心だよね」ということですね。

A様:そうですね。募集とか、内部の点検とかは大変ですからね。サブリースのおかげで、そういう管理もいつの間にかやっていただいているわけで、大変なことは何もなかったですね。アミックスさんは大変だったのかもしれませんけど。

伊達:いえいえ、それが仕事ですから(笑)。

バブル期に建設、サブリースが支えた安心経営

―― 建築されたのが1988年、いわゆる「バブル崩壊」のはじまりが1991年頃といわれていますね。影響はありましたか?

A様:会社は大変でしたよ。たくさん持っていた銀行の株も「紙くずになる」って。得意先も合併したりしてね、そういう時期でしたから。

―― 賃貸のほうはどうでしたか? 借り入れもされていたと思いますが。

A様:そうですね。自宅部分は私が、賃貸部分は父が借り入れて建築しました。当時は今から比べるとずいぶん金利も高かったですね。でもサブリースでしたから、家賃収入は変わらなくて、支払いの心配はなかったですね。おかげさまでね。

―― もし、少しでも空室があって、サブリース管理でなかったら、大変でしたよね。ローンがありますし。

伊達:うちは他社に先駆けてサブリースを導入した会社なんです。家賃保証があってよかったとおっしゃるオーナー様はたくさんいらっしゃいます。

―― 当時は、マンションを建てたけれど、バブルが崩壊して返しきれなくて売却したという話もよく聞きました。

A様:このあたりでは、うちが建てた後に、管理について相談にこられる人もいました。私はサブリースの方がいいですよと話をしたんですが、やっぱり「管理費がもったいないからやらない」という人もいましたね。

伊達:もちろん管理費はかかってしまいますけれど、アミックスのサブリース管理は、他社さんと比べてもサービスが充実していると思うんです。

―― 入替え時の空室期間でも家賃保証がありますよね。

伊達:そうですね。そこは大きいと思います。

A様:うちはサブリースを選んでよかったですよ。

……伊達のヒトコト💡……
「サブリース契約」は、管理会社によって条件が異なり、入替え時は家賃免責期間がある場合もあります。
会社ごとにオーナー様のご希望で解約する場合の解約金や建物維持管理の項目もことなりますので、CMなどサブリースの広告は多いですが、細かく条件を確認してからご契約されることをおすすめします!

           

入居者さまともよいお付き合い、トラブル解決はアミックスで

―― こちらの賃貸部分は1Kタイプで8戸ですね。入口はご自宅とは違うところにありますし、あまり入居者さまとお会いすることはないでしょうか。

A様:ほとんど会わないですね。

奥様:でも、入居される方には「下にいますので、何かあったら声をかけてください」ってお伝えしています。

―― そうでしたか。大変ではありませんか?

奥様:でも、困ったときは助けてあげたいですから。一度、入居者の方が急に目が見えなくなってしまったらしくて、私が病院まで付き添ったこともありますよ。

―― それはずいぶん親切な大家さんですね。

奥様:目が見えなかったら、病院に行くこともできないですからね。タクシーを呼んで、ついていったんですよ。

A様:うちは単身者向けのマンションですから、とくに女性の方などは、下に大家がいるっていうのは安心材料になっているみたいですね。入居のときに親御さんと一緒に挨拶に来られる方も多いですよ。

伊達:オーナー様が本当によくしてくださるんですよ。対応もそうですけれど、すごく美観に努めていらっしゃって、庭とかもよくお手入れしていただいているので、入居者さまからの評判もいいですね。大家さんの対応がいいせいか、入居者する方も質がいいというか、いい方が多いですね。

奥様が丁寧にお手入れをされている庭と木や花

―― 入居者さまとトラブルなどはありませんでしたか?

A様:いい人が多かったので、それほどはなかったですけれど、少しはありましたね。騒がしい入居者さんがいるなと思っていたら、どうやら2人で住んでいたとかね。うちのほうはアミックスさんにおまかせして、対応してもらいましたよ。

―― トラブルがあればアミックスに連絡して、あとはおまかせすると。

奥様:そうですね。以前の担当の方も含めて、みなさんなんでもすぐやってくださるので、頼りにしています。気になることがあるとその度に相談して解決してもらっていますね。今では、本当に細かいことも伊達さんに相談するので「こんなことで電話しちゃって大丈夫かしら?」って思っているくらい(笑)。

伊達:頼りにしていただけて嬉しいです!

担当との連絡にはラインを活用! 建物全体の改修もアミックスで

―― 建物管理のほうはいかがですか?

A様:よくやってもらっていますよ。昔はゴミ出しだって大変でしたけれど、アミックスさんがダストボックスを置いて、清掃局が直接回収できるように手配してくれてね、楽になりましたよ。

奥様:この前も、外壁のお掃除をしてくださって、私がとれなかった汚れも綺麗になってね、プロの方は違うなと思いましたね。作業してくださった方にも感激しましたってお話しましたよ。

伊達:そうおっしゃってくださると、担当の作業員も嬉しいと思います。

―― 設備の不具合とかもありますよね。

伊達:そうですね。A様と奥様と私の3人でグループラインをつくっていて、そこでやり取りをしています。「こういう不具合があるけれど」って連絡があったときは、「写真を撮ってあげてくれますか?」とお願いすると、すぐ送ってくださったりして。本当に助かります。

―― なるほど。手間が省けますね。

伊達:事前に分かると、現場の担当者も判断がつきやすいので、とても助かっています。

―― 建物修繕や改修もやっていらっしゃいますね。

A様:賃貸部分の部屋のリフォームもアミックスさんにお願いしています。だいぶ綺麗になりましたよ。その流れで自宅も含めて建物全体の改修もお願いしました。

A様所有のマンション

―― どの辺りを改修されたのですか?

A様:一番気になっていたのは防水ですね。屋上を防水施工して外壁も塗って、クラックの処理も全部やってもらって。

伊達が手配した「電動シェアキックボード」のポートも敷地内に整備

「自分を元気にする」ための趣味や楽しみ

―― ご夫妻で趣味も多いとお伺いしました。

伊達:お二人で歌の教室に行かれているそうです。

―― たしかにいい声をなさっていますね!

A様:高齢になってくると、やっぱり声が細くなってくるので、ボイストレーニングが必要じゃないかと思ってはじめたんですよ。

奥様:私たちが知っている歌を歌うので、楽しいですよ。パートに分かれて合唱するのも楽しいですね。

伊達:ご主人は絵画、奥様はお習字もなさっていらっしゃると伺いました。

A様:やっていますよ。家ではあんまり描かないですけれどね。その後の飲み会が楽しくて行っているようなもので(笑)。

伊達:でも、お教室だけでこれだけの絵が描けるのはすごいです。

A様の作品

A様:この人(奥様)のほうが上手いですよ。

奥様:私はもう全然描いていないですね。今は「かな文字」を習っているんです。

伊達:万葉仮名とかですね。あれはもう文字というよりアートですよね。素敵ですね。

奥様:私も、おしゃべりをしにいっているようなものですけれど(笑)。

A様:75歳を過ぎると、どうやったら自分を元気にしていくかっていうのも課題になってくるんですよ。

伊達:お歌の教室から戻られたときにお会いしたら、すごく明るい表情でしたね。いい意味でストレスを発散されたのかなと思いました。

変わらぬ地元愛と将来への展望

―― 「あみシェア」も購入されたと伺いました。
A様:そうですね。初期の頃に紹介してもらって購入しました。息子と娘にそれぞれ渡したいと思っていますね。

―― お子さんはお二人ですか。

A様:そうです。子どもたちも独立して、それぞれ持ち家があるので、ここには戻ってこないと思うんです。でも、私は生まれてからずっと住んでいるので、地元愛が強いんですよ。

――さきほど近所を歩いてみましたが、この辺りはとても雰囲気がよくて、気持ちのいいところですよね。

有名人、文化人なども眠る霊園(上)と近くを走る都電

A様:私たちもまだ元気なので、住める限りはここに住みたいと思っています。そのあとどうするかは、もう少しあとで考えようかと。

―― しばらくはこのままということですね。

A様:でも、これから先、いろいろ考えなくてはいけないことが出てくると思うので、この前、息子をアミックスさんに紹介したんですよ。

奥様:今までずっと主人が窓口だったので、今後自分が窓口になることもあるかなと思うと、少し不安もありましたし。

伊達:築年数が経つとどうしても配管とか不具合が発生すると思うんですけれど、これだけ大きな建物ですと、修繕費用もそれなりにかかってしまいますから。

―― 息子さんがついていてくれたら安心ですね。

将来変化があったときでも、相談できる存在に

――最後にアミックスに対しての思いをお伺いできますか。

A様:アミックスさんとの関係でいいところは、何かあればすぐに相談にのっていただけるところが一番ですね。それから、建築や修繕はもちろんですけれど、アミックスさんは今いろいろと事業を広げていますよね。あみシェアもそうですけれど、自分のところで土地を持って建てられたりとか。

伊達:建売ですね。こちらも好評をいただいています。

A様:幅広く事業を展開されているのであれば、この先状況が変わって、どういう考えを持ったとしても、アミックスさんに相談すれば、きっといいご意見がいただけると思っているんですよ。

伊達:ありがとうございます。ご期待に添えるように頑張ります。

―― 本日はお忙しいところ、ありがとうございました。

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