オーナーインタビュー~ モーターショーのコンパニオンなど多彩な経歴をもつM様、失敗が結びつけた縁で安定のアパート経営へ
投稿時間 : 2025年01月14日 11:00数年前にアミックスで初めてアパートを建てられたM様は、現在、東京都下のマンションで充実した日々を送られています。
アミックスとの出会いは、M様が「ある土地」について意見を聞くために問い合わせたことがきっかけでした。
お住まいのマンションにてM様(写真左)にお話を伺いましたので、ご紹介いたします。担当は泉本(本社営業部/写真右)です。
買おうとした土地はアパート建築に不向き
お伺いしたM様のお住まいは、コンシェルジュが常駐しており、健康サポートや24時間の見守り、駅までの定時送迎など、さまざまなサービスが受けられる、シニア向けの分譲マンションです。大浴場やレストランも併設されています。
約1か月前からこちらにお住まいのM様は、趣味も多く、いつもアクティブに活動されています。
M様:私の場合、アミックスさんとの出会いもそのあとの流れも、ほかのオーナーの方とはちょっと違うかもしれないです。でも、それもおもしろいかなと思いまして。
私自身がいろいろ考えることが好きで、積極的に行動したいタイプなものですから(笑)。
―― (インタビュアー)それは興味がありますね。
M様:もともとは杉並に住んでいまして、自宅近くにもマンションも持っていました。築50年とこれまでに何度か大きな大規模修繕やリフォームもしました。
でも、この先大きなリフォームを繰り返しながら管理を続けるのは、年齢的にも難しいなと思っていました。地下に駐車場もあって、とても素敵なマンションでしたけれど。
―― どれくらいの大きさのマンションですか。
泉本:ファミリータイプが9世帯と別でテナントがあってそちらの方ではM様が美容室を経営しておられました。
M様:大きなお金をかけてリフォームしたとしても、築50年を過ぎると収益が悪くなりますよね。お家賃もわりと安かったのですけれど、築50年というと、それだけで入居の条件から外されてしまうようで。それで売却を決めました。
―― いつ頃のことですか?
M様:2020年の東京オリンピックの前くらいですね。それで大きな資金が入ったものですから、なんとか有意義に生かさなければいけない、それなら木造アパートを建てたいと思ったんです。
―― なぜ木造アパートを?
M様:RC造の建物はしっかりしていて、とてもいいのですけれど、その分メンテナンスが大変です。それで木造アパートに切り替えようと。「理想のアパートを建てたい」という気持ちもありましたし。
私は昔から横浜の元町が好きで、その近くがいいなと思って探していたら、ちょうど東横線沿線で駅徒歩1分のところに売地が見つかったんです。立地が良いから、早く決めなければと思って、すぐに手付金を払いました。
―― ところが土地がよくなかった?
M様:当初はアパートを建てられるということで、私なりにプランを描いていたのですけれど、結果的にそこはダメでした。
―― それは驚きですね。
M様:それでほかのアパートの専門家の方にも話を聞きいてみたいと思いまして、インターネットで調べました。いろいろな会社の方にお電話するなかで、アミックスさんにも相談したんです。そのとき、すぐ来てくれたのが泉本さんでした。
―― 泉本さんはすぐ現場に行かれたんですか?
泉本:はい。行ってみると、その場所は崖の上で、地盤もちょっと怪しかったんです。お考えのプランではとても建てられないと思いました。
―― でも、手付金を払っていらっしゃったんですよね?
M様:泉本さんとは別に知人の一級建築士の方にも見ていただいたんですけれど、やはりやめたほうがいいという意見でした。それでキャンセルに。手付金は半分戻ってきたのですけれどね。まあ、そこはいい勉強になったと思います。
――いろいろと大変でしたね。
M様:そうですね。でも、やっぱり1棟マンションを売った資金を早く運用しなくてはという気持ちが引き続きありましたね。
―― 泉本さんとのお付き合いはそこからですか?
M様:ええ。土地のことで調べているときにいろいろな方とお話しましたが、泉本さんの対応がとても親切で、しかも行動が早かった。ああ、この人は頼りになるなと。これは「ご縁だ」と思ったんです。
アパートに適した土地に木造3階建てアパートを建築
―― そして別の土地を探すことにされたわけですね。アミックスさんには土地探しから依頼されたのでしょうか?
M様:そうです。
泉本:ちょうどそこ頃グループ会社での仕入れたばかりの土地があったんです。そこは角地で、アパートを建てるにはうってつけの土地でした。
―― 場所はどのあたりでしょう?
泉本:板橋ですね。駅でいうと都営三田線の志村三丁目駅です。
M様:土地は小さかったですけれど、ずっと相談していた一級建築士の先生も「ここならいんじゃないか」と。手持ちの資金でできますし。
泉本: 40坪くらいですかね。ですが限られた面積の中で目一杯に3階建て9世帯のアパートを建てられたので、効率はとても良かったです。
―― 建築のときも、知り合いの一級建築士の先生にはご相談されていたんですか?
M様:そうですね。アミックスさんとは初めてのお付き合いで、当時は今みたいに何でも相談できる間柄ではなかったので。そこは先生に間に入って頂きました。
泉本:オーナー様のご希望はもちろん、建築士の先生にも納得していただきながらプランニングしました。施工中もたびたび確認して頂きましたが、要望が高く大変でした💦
M様:先生は大手建設会社の社長を務められた方なんです。だから見る目は厳しいかもしれませんね。
泉本:無事に竣工できてよかったです(笑)。
サブリース管理で経営の心配は一切なし、以前の自宅も賃貸に
―― アパートの竣工はいつですか?
泉本:2019年です。もう5年経ちますね。
―― アパートの建築費はマンション売却時のキャッシュをお使いになられたのですか。
M様:いえ、税理士の先生にもご相談したんですけれども、まだ借り入れできる年齢だから、そうしたほうがいいですよということで。
―― なるほど。5年経って、経営のほうはいかがですか?
M様:サブリース契約でお願いしていますから、今のところ順調ですね。
―― 以前住んでいらっしゃったご自宅のほうはどうされましたか?
M様:アミックスさんで管理してもらっています。
泉本:戸建賃貸で貸し出しています。
過去にはモーターショーのコンパニオンも! 多趣味で多忙な毎日
―― 賃貸経営は順調、ご自身はサービスの行き届いたマンションで生活されて、と充実されていますね。
M様:私はいろいろと趣味も多く毎日忙しいんですよ。ソシアルダンスもやっていますし、絵を描くことも好きですし。
―― 素敵ですね。絵画展で入賞されているんですね! すばらしい。
泉本:M様のお話は驚くことばかりなんですが、昔はモーターショーのコンパニオンもやってらっしゃったそうです。
―― モーターショー!? おいくつのときですか?
M様:19歳のときです。その頃勤めていた三菱自動車の方からモーターショーのコンパニオンを頼まれまして。当時は三菱自動車が一番ステータスが高く制服があったんですよ。
―― これは貴重な写真ですね。
M様:ほかにもNHKのモーニングショーという番組でアシスタントをやったこともあります。やっぱり人に頼まれて。
―― いろいろとすごい!
M様:全然すごくなんてないです。ただコンパニオンをした時にいただいたお金が、結構よくて、この後に主人が独立して会社を興すときの資金にできた、というのはよかったことですね。
現金を持つのではなく、賃貸物件で将来の収益につなげていく
―― あらたに収益物件を購入されるなどの計画はありますか?
M様:そうですね。もう83歳ですから、自分が持っているものを集約して、次の世代につなげていく年なのですけれど、私は現金で渡すより収益物件を渡した方がいいと思っているんです。
現金はあっという間に使ってしまいますから。振り返ると、私自身が賃貸マンションを持っていたおかげで、とても助かってきましたから。目の前にある程度お金があったら、それはやはり賃貸物件で将来の収益につなげていくべきだと思っています。
泉本:資産管理をするために、今後は法人化も考えているんです。
―― なるほど。ではアミックスさんをパートナーに収益不動産をうまくコントロールして、資産を3人のお子さんに渡していくということですね。
M様:うまく引継いでいきたいと考えています。
―― お忙しいところ、お話をありがとうございました。