弊社社員が消防署より表彰を受けました

投稿時間 : 2023年09月15日 10:15

先日、弊社の男性営業スタッフが、倒れていた人を救護したことで、東京消防庁より感謝状をいただきました。今回はそのときの様子をご紹介します。

今年2月、担当している管理物件に向かっているとき、男性が歩道に倒れ込んでいる場面に遭遇したそうです。

そばには通りがかかりの女性もいましたが、どうしていいかわからない様子でした。男性に声をかけましたが、意識がなく、また脈も弱くかなり危険な状態だったそうです。

ただ、偶然なことに、男性が倒れていたのは内科のクリニックの前でした。診察時間前でしたが、なかにいたドクターを呼び、クリニックにあったAEDを使って、弊社スタッフが救命措置を行ったそうです。

AEDにより心拍が再開し、まもなく救急車が到着して、病院に搬送されました。その後、消防署から男性は快方にむかっているとの連絡がありました。無事助かって本当によかったです。

心肺停止になった場合、病院に搬送されてからの処置では、心拍が戻ったとしても後遺症が残ってしまい、社会復帰ができないケースも多いそうです。

今回は、現場がクリニックの目の前だったため、ドクターがいてすぐにAEDを用意できたこと、救急車の到着も早かったことなど、多くの幸運が重なりました。また、ドクターによると「気温の高い夏場だと脳の損傷も早い」そうで、冬場だったことも幸いしたようです。

そして、さらに、弊社スタッフが冷静に対処できたことが大きかったと思います。

実は彼は、オーナー様や入居者様、同僚などに何かあったときのために、救急救命講習に通い、AEDの使い方、脈の取り方、気道確保や心臓マッサージの方法などの対応をひととおり学び、資格を保有していました。とっさのことにもかかわらず、学んだとおり、落ち着いて対処できたことは素晴らしいと思います。

のちに葛西消防署から表彰状が贈られ、社内でも功績に対して表彰を行いました。

今回の件を通して、私(末永)も緊急時の対応の重要性について考えました。とくに人命救助に関しては、冷静に対応できる技能をしっかりと身につけておきたいと思います。

コロナ禍で実現できませんでしたが、今回表彰されたスタッフは、以前、社内でも救命救急セミナーの企画を準備していたこともあります。

東京消防庁では、無料の救命講習を行っているそうです。事業所単位の講習も行っているようですので、今後は弊社でも積極的に取り組んでいきたいと思っています。

講習にはさまざまなコースがあり、個人でも受講できますので、ご興味のある方はぜひ問い合わせてみてください。

東京消防庁 救命講習のご案内

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