サブリース、満20年の節目に。〈アミックス リボン システム-1〉
投稿時間 : 2010年03月08日 08:37
大規模修繕を終えたシャンブル一之江
アミックスが他社に先駆けてはじめた、賃貸住宅の一括借上げ(サブリース)。時が経ち、20年間の契約満了を迎える物件が多くなってまいりました。
アミックスでは、契約を満了されたオーナー様に、管理・運営をお任せいただいたことへの感謝を込めて「20年の感謝状」をお贈りして、ともにお祝いさせていただいています。
アミックスは当初から、20年間を区切りとして一括借上げを計画してきました。20年の契約満了は、オーナー様だけでなく弊社にとって大きな節目です。
オーナー様にお約束したとおり、無事に契約を満了することができたことには、大変安堵していますし、達成感もあります。オーナー様のご信頼に応えられたことは、誇ってもよいことだと思っています。
そして計画通りの20年を迎えた今、アミックスにとってもオーナー様にとっても新たな局面を迎えることになりました。今後はどうするべきなのか。
20年という歳月の間、時代は刻々と変わってきました。デフレがすすみ、もうこの先著しい経済成長は望めないでしょう。大量生産・大量消費というアメリカ型消費経済は終焉を迎えているのです。
私たちはここで、今後の方針を十分に検討しました。そこで新しい事業として立ち上げたのが『リフォーム+再借上げ』です。
弊社で建築したアパートは、20年経っても建物自体に大きな損傷はありません。加えて「古くてもきれいで管理が良い」というイメージを持っていただけるよう、丁寧な仕事を心がけてきましたので、実際にはまだまだ十分商品として価値のあるアパートなのです。それなら、壊したり、建て替えたりしたらもったいない。もう一度このまま貸し出すのがベストなのではないでしょうか。
ただ、やはりところどころの劣化は否めませんし、建築当初とは入居者の生活スタイルも変化しています。当社としても、そのまま再度一括借り上げをお受けするわけにはいかないのが現状です。
そこでオーナー様には、リフォームを施したうえでの再借上げをご提案しています。これは契約の延長ではありません。新たな契約のはじまりです。
『再借り上げ』については、このブログでも以前少し取り上げたことがあります。契約満了物件の増加に伴い、再借り上げのご契約をいただいたオーナー様も増えていますので、ここでもう一度、詳しくお話ししてみたいと思います。
次回以降、実例を交えてご紹介してまいります。
外壁の塗装・植栽の撤去・タイルの貼り替えなどで、すっきりとした印象に。